地方でカフェ開業へ!加西市現地調査・物件リサーチ
たびたびご報告しております加西市との取り組み
”加西市ビジネスプラン&メニュープランコンテスト”
今回、コンテストに参加される受講生らとともに加西市の現地リサーチへ。
目的は、皆さんの事業計画における仮説の検証です。
3/11の最終プレゼンへ向けて、ビジネスプランの整合性を高めるため、
立地調査、加西市の人の流れ・購買行動、ターゲット層の有無、飲食店の単価・想定売上など、
様々な角度で現地を視察してまいりました。
朝9時に高速バスにて大阪駅を出発、加西までは1時間半で到着。
まずは、現地で会社を立ち上げフリーでライターとして活躍される
西岡様から加西市における現状をヒアリング、平日と土日の人の流れの違いや、
ショッピングモールが出来た事による購買行動の変化、外食や娯楽における行動範囲、
などなど、細かな加西市民の動きを教えていただきました。
その後ショッピングモールをチェック、
このショッピングモールが出来、便利になった分、
良くも悪くも「一極集中」の図式になったという。
そして市役所の近くにある「好立地」のカフェへ入店しリサーチ。
新しいお店や人気のカフェという存在が極端に少なく、昔ながらのお店が多いが、
ここは4年目との事。喫茶店風の佇まいで店内はウッド調のアンティークな感じ。
12時に伺いましたが客層としては、年配の方が多く当然の事ながら常連のお客様をメインにしている様子。
受講生の皆さんは、全員がかぶらないようにメニューをオーダーし、
それぞれの味、盛り付け、量、食器のチョイス、そして価格がマッチしているか、
原価がいくらくらいと想定するか、など皆さんの地元や他の地域との比較をしながら、
チェックしていらっしゃいました。
次に2件目「女性がターゲット」のお店を探して見つけた「dandan」さんへ。
看板には「薪ストーブとオーブン料理とチーズケーキ」とあります。
こちらはビニールハウスを改装したような感じで、
とてもオシャレな店内でインテリアや小物にもこだわられている様子。
「この店のコンセプト」を全員で話し合いながら、
そのコンセプトがメニューとマッチしているか、味のクオリティについては
意見が真っ二つに割れて、少々人それぞれに受ける印象が違うようでした。
最後の行程は「空き物件」訪問。
全ての物件を画像ではっきりお見せ出来ないのが残念ですが、
皆さんのプランの幅が広がるように様々なパターンの物件をご紹介。
広さや立地に対しては勿論、リノベーションした場合の費用換算を想定されたり、
レイアウト上の問題、カフェ+αの複合業態のアイデアなどが出ていました。
かなりのタイトなスケジュールな中でリサーチを終了。
カフェを出店する上で、リサーチはただライバル店や客層を見るだけでなく、
その地域の方の行動パターン、飲食はもちろんのこと飲食以外の業態も観察する、など、
見る視点を広げて行う事が重要です。近辺にカフェがないからカフェを出したい、
人通りがあるからこの辺りが良い、など安易な考えでは危険です。
今回は何人かで行う事により、意見を出し合えた事も、
新たな視野の広がり、違った考え方の発見になられたかもしれません。
皆さんの仮説の検証、また新たなビジネス像の発見はどこまで出来たでしょうか(^^)/
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