テーマ・シーン別で提供するパーティーフード
今日の調理授業は「パーティーフードメニュー」。
貸切や、ケータリング、アニバーサリーにおける利用を想定してのパーティーメニュー。
お客様の利用目的に合わせていかに華やかな演出をするのか、
食べやすさであったり、フィンガーフードにしたり、提供の工夫が凝らされているか、など
いつもの調理授業とはまた違った意識を持つための授業でした。
キッチン設備・準備時間・スタッフ数・何人分を製作か・利用シーン、
どんな状況でもプランニング出来る、パーティーフードはそんな企画力が必要。
例えば、火口がひとつしかない場合のアイテム選定、デリバリーを
必要とするようなケータリングにおいてどこまで仕上げて持っていくかなど
キッチンでの対応力を必要とするものですが、これが出来ればカフェとして、
売上・利益をより効率よく生み出す仕組みが作れます。
今日のアイテムでは、スチームコンベクションの有効活用として、
60℃が適温とされるローストビーフの調理。パーティーメニューとして華を添えます。
カンタンに作れる「カプレーゼ」はパーティーメニューの彩りには必須。
このアイテムはどんな魅せ方があるのかをレクチャー。
「野菜の生ハムラップロール」は限られた時間の中で
アイテム数を作るためにカプレーゼ同様、火を扱わないアイテムとして重要や役割。
最近多く取り入れだされた「鶏のガランティーヌ」、
マスタードを活用した味付けや、火入れする上でのが注意点などをレクチャー。
「ライスコロッケ」は同じ手間でも量を多く作れるものでもあり、
少量でも満腹中枢を高める目的もあります。
バジルやトマトを添えて、見た目にもかわいらしく。
パーティー需要を想定のアイテムの数々でしたが、
このアイテムを素材や製法をどんな風に修正することでお店のオリジナリティを出せるか、
そしてテーマ・シーンに合わせて、お皿・テーブル上の演出として
どう視覚で愉しんでいただけるようにするか、などお客様からお金をいただき、
尚且つリピートしていただけるか、というところも経営においては重要ですね。
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