「カフェ開業プログラム 兵庫県加西市バスツアー」
兵庫県加西市にて、食のルーツとなる醤油、日本酒の工場見学や、農業高校の学園祭、更には現地農家・生産地をめぐり、町歩きではカフェを開きたい皆さんのための物件見学など、肌寒い一日でしたが、盛りだくさんの内容で加西市を満喫する機会となりました。
8:30 「サクライズミ醤油」見学 まず最初にたどり着いたのは、北播磨の台所を支える醤油醸造の現場、サクライズミ醤油。写真の通りの大迫力の現場、ここまでのリアルな醤油醸造の現場は日本でも他に類を見ないのではと思わせる、昔ながらの手作りの現場でした。2~4年もの時間をかけて発酵させる丁寧な製法のひとつひとつを教えていただき、その歴史の深さと、4代にわたり語り継がれる技術の精巧さを感じる事が出来ました。
10:00 “播磨農高祭見学” 播磨農業高校にて、オープンハイスクールとして行われている「播農祭」を見学。「はりまのちっちゃな台所」と題したテイクアウトショップではカルツォーネなどを販売、加西市の地域食材であるじゃがいも「はりまる」を使ったクリームシチューやカスタードなど、はりまる独特の甘みと旨み、とろっとした食感がしっかりと表現されていました。学生が運営するショップはどこも行列ができ、販売終了の状態、生産に携わる学生さんたちのあふれるパワーは凄まじいものがありました。
12:00 生産農家「大橋農園」見学 地元加西市の生産農家さんである「大橋農園」を訪れ、はりまるを代表に、ねぎ「のどか一本葱」、さつまいも「パープルスイートロード」などの畑を見学、鹿やイノシシなど野獣による生産の苦労、数年かけて見えてきた野菜作りの拘り、ひとつひとつの野菜の魅力、野菜によってわける収穫時期など、野菜の表情や、本来の楽しみ方を知れる時間でした。
14:00 町歩き~空き物件見学~ 西国街道「北条の宿(しゅく)」と呼ばれる地区を歩きながら、町の現状の説明から、現地の町屋、居抜きの空き物件なども見学。カフェ開業を目指されるカフェズライフ受講生やそういったお考えの方々には、加西市での開業のイメージをつけていただけるのは勿論、地域の相場も感じていただける有意義な時間でした。
16:00 ふく蔵見学 最後は「富久娘」などで有名な酒蔵「ふく蔵」さんへ。タイミングよく「新酒の蔵開き」がされており、数あるお酒のテイスティングや、酒蔵見学もでき、さいごにはお土産を購入し、記念撮影。一日ロングランの内容で皆さんさすがにお疲れでしたが、加西市を充分すぎるほど満喫した一日でした。
カフェズライフと地域との繋がりを広げる、またコラボする企画はこれからどんどん実施していきます。カフェ開業~地域創生~コミュニティ形成の場が出来る~食と人と街がつながる~、今回参加されなかった方々も、ぜひ次の機会で体感してみてください!!次回は12/17(土)今回ツアーでお伺いした加西市の地域食材を使い「シェフによる加西市食材デモンストレーション」を行います。ご参加ご希望の方は、スクールHPよりお問合せください。
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