地方の新鮮野菜をカフェで活用!能勢野菜のカフェメニュー!
カフェ開業スクールの「Cafe’s LIFE」です!
今回のカフェ開業シミュレーションコースの授業は、大阪最北の地「能勢」の新鮮野菜を使用した調理授業を実施!
カフェにおける地域で活躍する野菜農家さんの活用方法を学びました!
カフェズライフは、かねてよりカフェを通じた地域創生を行っております。
今回お世話になる大阪の能勢というエリアは、大阪府最北端に位置し町内は山林・田畑が多く存在します。
「大阪の軽井沢」「大阪の北海道」と表現されるように、大阪市内との気温差は5~6℃もありこの日も朝は雪が降ったそう。
それに、大阪の名酒「秋鹿」の酒造があることでも知られていますね。
そんな能勢で農業をしておられる「古嶋商店」の農業事業部 中井さまにお越しいただき野菜の魅力について語って頂きました。
有機栽培にこだわっていらっしゃる古嶋商店の野菜は、全ての野菜がとにかく新鮮そのもの!
その新鮮さを味わうために、本日朝採れの「赤水菜」「からし菜」「菊芋」「ラディッシュ」をご用意いただきました。
こちらがそのお野菜たち。
↓↓↓
とっても新鮮!収穫後まだ3時間ほどしか経過していないので、生で食べられます!
そんな野菜を味わいながら、まずは農家の中井さんによる講義。
まず美味しい野菜を育てるには、光、土、水の自然の3拍子が揃うことが条件。
能勢にはその3点がそろっており、かつ化学肥料を使わず有機栽培を行う徹底ぶりで、体に良い野菜作りに取り組んでいるという。
スーパーなどで置かれている野菜の中には収穫後何日も経過しているものも多いそうで、そのために早熟な状態で収穫することにより栄養素が少なかったり、本来の苦みやうま味などが弱いものもあるそうです。
カフェオーナーになった時に食材をどこから仕入れるのか。決して値段だけで決めるのではなく、自分が実際に食べて良いと思えるものを提供していくことが、お客様へ食を届けるうえで重要なことだということを、中井さんからのお話を受けしっかりと学べたようです。
さて、本日の気になる実習メニューはこちら!
野菜のシャキシャキとした新鮮さと本来の素材の味をしっかりと味わえる「野菜のRiceペーパーつつみ」
カフェでも使える栄養素たっぷりの「ほうれん草と菊芋のキッシュ」
受講生の皆さん、これはまたお気に入りレシピに入りますね!
最後に。
現在能勢は高年齢化により農家が年々減っていく傾向にあり、現在の採れる量や質を維持継続することも難しくなってきているという問題にぶつかっています。それにより現在は、道の駅の直売所などで主に地元の方が買われることがほとんど。市内や他の地域の方まで生き届かないのには、こういった大きな問題があるんです。
新鮮で美味しい野菜をもっとたくさんの方に伝えていきたいという中井さまのような熱い志のある若手農家がもっと増えれば、地域の抱える課題解決にもつながっていくに間違いありません。
実際に現在、古嶋商店では農地の小さな区画を格安で借りることが出きさらに栽培委託できるサービスを実施。借主の要望により好きな野菜の栽培を行っていただけるそうで、ミシュランの星付きレストランも活用をされているそうです。(http://www.noseyasai.sakura.ne.jp/une/index.html)
今回の授業を通じ、受講生の中には「私がお店をやるときには地域野菜を使いたい!」という意識が芽生えた方もいます。
このように、すこしずつカフェを通じた地域のPR、そして地域とヒトが繋がってゆくことが地域貢献に繋がるということを改めて強く感じることができました!
このような機会を作ってくださった玉木シェフ、Re Land和家さん、古嶋商店中井さん。
どうもありがとうございました!
最後はお土産の野菜をもって、記念写真♪
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