カフェズライフ

未経験からバリスタになるには?働き方・資格・必要なスキル・将来性と年収まで紹介

2025/02/19 【Blog】

カフェやコーヒーが好きな人なら、一度は憧れる「バリスタ」という仕事。
近年、カフェ文化やコーヒー文化の広がりとともに、バリスタという職業への関心も高まっています。
 
しかし、バリスタについて具体的に知りたい方は、以下のような疑問を持つかもしれません。
 
– バリスタになるために必要なスキルや資格は?
– 働き方やキャリアパス、年収はどのくらい?

 

本記事では、バリスタを目指す方や興味を持っている方に向けて、仕事内容や必要なスキル、資格、収入、そして将来性について詳しく解説します。
 

 

1. バリスタとは?

バリスタとは、エスプレッソやドリップコーヒーの抽出技術をはじめとする、コーヒーを淹れる技術に優れた人材を指します。
バリスタの語源はイタリア語の「bar(バール)」と「ista(サービスを提供する人)」に由来します。

 

本場のイタリアではその名の通りバーやカフェで、接客を含めドリンクを作るための幅広い知識と技術力のある人材のことを指します。
日本でもイタリアと同様に接客やコーヒーを淹れるプロのことを指しますが、カフェのプロデュース、コーヒー関連の商品を開発する人のこともバリスタと呼ぶこともあります。
日本では、単にコーヒーを淹れるだけでなく、接客を含めたサービス、メニュー開発、店舗運営に携わることも多く、専門的な知識と技術が求められる職業です。

 

2. バリスタの仕事内容

バリスタの主な仕事は、お客様の一人ひとりの好みに合ったコーヒーや飲み物を提供することです。
しかし、ただ単にドリンクを作っていくだけではなく、コーヒー豆の選定や、店舗での接客、イベント企画やプロモーションの策定、カフェ運営管理なども仕事の一環です。

 

職場によっては、店舗のメニュー開発、新しいコーヒーや飲み物、フードメニューの考案をする場合があります。
また、お客さまとの会話の中から、その日のお客さまにいちばんふさわしいコーヒーを提供するお店もあるので、ドリンクの専門的な技術のほかに、高いコミュニケーション能力が求められます。

 

バリスタの仕事は、単なる「コーヒーを淹れる人」ではなく、コーヒーを通じて地域や人とつながり、カフェという空間をより豊かなものにすることです。
カフェは多くの人が訪れる場所。
お客様との会話を楽しみながら、つながりを築くことができるのが魅力のひとつです。
常連のお客様とのやり取りや、一杯のコーヒーで笑顔を生み出せる瞬間に、やりがいを感じるお仕事です。

 

最近では、個人でコーヒースタンドを開業したり、移動販売のキッチンカーで営業したりするバリスタも増えており、働き方の幅が広がっています。

 

3. バリスタになるには?

バリスタになるためには、以下の2つの方法が主流です。
 

1. 専門スクールに通う

未経験からバリスタになりたい方は、専門スクールに通うことをおすすめします。
専門スクールはプロのバリスタ講師から手取り足取り、直接指導を受けることができるのでバリスタの知識を幅広く効率良く学ぶことができます。
バリスタスクールでは、抽出技術、ラテアート、コーヒーの歴史、店舗運営の知識などを学ぶことができ、就職や独立開業に向けたサポートも受けられます。
専門学校の中にはWスクールOK、働きながらでもOKとしているコースもあるため、自分のライフスタイルにあったコースがあるかをチェックしましょう。

 


 

< バリスタスクールのご紹介 >

 
「カフェズライフ」では、バリスタを目指すための専門コース「TBTL -Total barista training lab.」をご用意しています。
専門学校に行かなくても、短期でバリスタになることができる「現場で活躍できるリアルなバリスタになる」ための短期トレーニングスクールです。
現場ではコーヒースキルだけでは今は通用しません、専門学校を卒業して業界へ就職した方も10年続くのは10%以下と言われています。
TBTLは、飲食業界で活躍するためのリカレントスクールとして、長く楽しく働くためのマインドをプロから学びます。
就職後もキャリアアップに合わせたスキルアップコースをご用意してます。

 

TBTLで習得できるのは、コーヒースキル+サービススキル+ドリンクスキル+セルフブランディングスキル。
様々なジャンルの店舗での活躍とキャリアアップへつながるセルフブランディングの手法を短期間で学びます。

 

TBTLの説明会では、カリキュラムの説明だけではなく、プロのバリスタからの実際のトレーニング授業を無料で体験できるレッスンをセットアップしています。
ご興味ある方はぜひ一度、無料体験レッスンにも気軽にお越しください!

 

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2. お店で働いて実務経験を積む

実際にカフェで働くことでバリスタスキルを学べます。
実務経験を通じて得られる知識や技術は、座学で学ぶより実践的で即戦力となるものが多く、現場での対応力を身につけられます。

 

また、働きながら収入を得られる点も大きなメリットです。
ただし、お店ごとに提供するメニューや技術のレベルが異なるため、学べる知識に偏りが出る場合もあります。
そのため、働く前にどのような技術が学べるのかを確認しておくことが重要です。

 

4. バリスタに役立つ資格

バリスタに必須の資格はありません。
以下の資格を取得することでスキルを証明し、キャリアアップに役立ちます。

 

1. コーヒーマイスター

「コーヒーマイスター」は、日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)が認定する資格です。
コーヒーの深い知識と基本技術の習得をもとに、お客様の好みにあったコーヒーを提案・提供できることを証明できます。

 

「コーヒーマイスター養成講座」は、スペシャルティコーヒーの定義、生豆の見分け方、コーヒーを淹れる基本技術・保存方法といった知識をインプットできます。
コーヒーマイスターに合格すると「アドバンスド・コーヒーマイスター資格認定」の講座を受講することができます。
この講座では焙煎・抽出(エスプレッソ、ドリップ、サイフォン)・カッピングの実習が受講できるので、より幅広いバリスタスキルを身につけられます。

 

日本スペシャルティコーヒー協会URL▶︎ https://scaj.org/
 

 

2. コーヒーインストラクター検定

「コーヒーインストラクター検定」は、全日本コーヒー検定委員会(JCQA)が認定している資格です。
資格は3級、2級、1級のさらに上位の資格である「コーヒー鑑定士」の4種類があります。

 

2級は合格率91%のため、未経験者でも比較的挑戦しやすい資格といえるでしょう。
しかし、1級は合格率12%、コーヒー鑑定士は4.4%のため、級があがるごとに専門性が高くなる分、取得の難易度もあがります。
全日本コーヒー検定委員会HP▶︎ https://kentei.jcqa.org/

 

3. コーヒープロフェッショナル

「コーヒープロフェッショナル」は、一般財団法人日本技能開発協会が認定している資格です。
コーヒーの歴史から、コーヒーの木・豆の種類、コーヒーの淹れ方などコーヒーの専門家になるための基礎的な専門知識と技術を証明できます。
専用テキストをもとに学習し、コースによって付属する「効き豆セット&コーヒーミル」で、より実践的なコーヒーの学習が可能です。

 

日本技能開発協会URL▶︎ https://jsada.org/index.php/coffee-professional/

 

5. バリスタの年収

バリスタの勤務先別に、年収を見ていきましょう。
バリスタの給料は、大手企業や個人経営のお店など、勤め先によって、収入が変わります。
 
 

勤務先によって異なりますが、目安は以下の通りです。
• 大手コーヒーチェーン:年収260万〜450万円
• 個人経営カフェ:年収270万〜350万円
• 独立開業:300万〜1,000万円以上も可能

 

自家焙煎やオリジナルブランドを持つバリスタは高収入を目指せます。
独立開業することで、高収入を目指せる可能性もありますが、カフェ経営スキルや集客力が求められます。

 

6. バリスタの求人や将来性は?

コーヒーブームは、長くゆるやかに続いています。
古民家カフェやドッグカフェ、コンセプトカフェなど、カフェのスタイルもどんどん多様化していき、カフェ業界は進化を続けています。
その中で、バリスタの需要も高まり、有名なバリスタがいるお店には、本格的なコーヒーを求めて多くの人が足を運ぶようになりました。

 

バリスタという職業は、今では飲食業界の中でもしっかりと認知されるようになりました。
しかし、バリスタとして活躍する人が増え、競争が激しくなるにつれて、求められるスキルも変化しています。
ただ美味しいコーヒーを淹れるだけではなく、お店を繁盛させる経営感覚や、新しいサービスを生み出す発想力も重要になっています。

 

いつかは自分のカフェを持ちたい —
そんな夢を抱くバリスタも少なくありません。
しかし、個性的なカフェが次々と生まれる今、自分のお店を成功させるには、バリスタとしての技術だけでなく、カフェ経営者としての視点も欠かせません。

 

バリスタの仕事は決して楽ではありませんが、オフィスワークのような定年はなく、自分のスタイルで働き続けることができます。
どこまでも広がる可能性こそが、バリスタという職業の魅力です。

 

7. バリスタに向いている人

1. コーヒーが好きな人

バリスタに向いているのは、何よりもコーヒーが好きな人。
コーヒーは、同じ豆を使っても焙煎や抽出方法、さらには気温や湿度によって味が変わります。その日の環境に合わせて、最適な一杯を淹れるための調整が欠かせません。
 
だからこそ、バリスタは毎日技術を磨き、知識を深め続けることが大切です。単なる作業ではなく、探求し続ける情熱が求められる仕事です。
「コーヒーが好き!」という気持ちがなければ、長く続けるのは難しいかもしれません。
 

また、次々と新しいコーヒー豆が登場するため、トレンドや最新の情報をキャッチし、学び続ける姿勢も重要です。

 

2. 人と関わることが好きな人

バリスタは、コーヒーを淹れる技術だけでなく、人と接する力も求められる仕事です。
お客さまから「このコーヒーはどんな味ですか?」と聞かれることもあれば、カウンター越しに会話を楽しむこともあります。
バリスタとの何気ないやりとりが心地よく、お店に足を運ぶ理由になるお客さまも少なくありません。
 
バリスタの人柄や接客を楽しみに来る人が増えれば、自然とリピーターも増え、口コミで広がっていきます。
 
人と話すのが好きな方や、お客さまと心の通う時間を大切にしたい方は、バリスタにぴったりの仕事です。
 

8. まとめ

バリスタは、ただ美味しいコーヒーを淹れるだけの仕事ではありません。
お客さまにとって心地よい時間をつくることも、バリスタの大切な役割です。コーヒーの知識や技術を磨くだけでなく、接客や店舗運営のスキルも求められます。
 
カフェは、人が集い、つながる場所。
バリスタは、一杯のコーヒーに想いを込め、心地よい時間を生み出す仕事です。
自分のこだわりを形にしながら、お客さまと温かいひとときを共有できる—
そんなやりがいと魅力にあふれています。

 

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