カフェ開業から16年。神戸の人気女性カフェオーナーによるカフェ開業勉強会

カフェ開業から16年。神戸の人気女性カフェオーナーによるカフェ開業勉強会

2017/03/21 【Blog】

本日3月19日(日)、カフェでの起業を目指す方達のための「女性カフェオーナーによるカフェ開業・経営勉強会」を開催！
講師は、関西で超がつくほどの人気カフェエリア神戸元町と岡本で「甜蜜蜜」「yuddy」を2店舗経営されておられる“舩原かな子オーナー”にお越しいただきました。
　

今回のゲスト：「甜蜜蜜」「yuddy」オーナー　舩原かな子さん
　

ご参加者は、カフェ開業を決意されている方、ゆくゆくカフェを開業されたいという目標をお持ちの方など、各回定員10名が満席となる人気ぶり！
沢山のカフェ好きな方々にお集まりいただき、終始、多くの学びと気付きを得られる大変有意義な時間となりました！

　
まず冒頭、舩原オーナーのご経歴のお話から始まりました。これからカフェオーナーになりたい方が実は一番聞きたいコトだったりします。
舩原オーナーは、CADオペレーターとして設計事務所に就職。しかし結果を評価されない不遇の環境に違和感を感じて、早期の退職を決意されます。
しかし、ここからすでにオーナーへの道を歩み始められることに。
どんな仕事をしようかと悩んでいたころ、良いことも悪いこともすべて自分に返ってくる仕事って何だろうと考え抜き・・・行き着いた答えが「起業」。
当時得意とされていたパソコンのスキルを生かし、企業向けにパソコンスキルを教えるIT会社を起業。4年間、営業周りや契約頂いた企業に講師として出講されるなど多忙の日々を送っておられました。
その頃から元々食べることが好きだったという点、そして好きだった香港映画をキッカケに「香港スイーツ」と出会い、美容のために食べるスイーツという概念に魅了され、これを沢山の人に知ってほしいという思いから、当時大学卒業のタイミングと重なった妹さんとその勢いのまま神戸岡本で約7坪ほどの小さなカフェをオープン。これが一号店となる甜蜜蜜（ティムマッマッ）です。（※現在は神戸元町にてOPEN）
　

　
その当時の世間は、まさにカフェブーム全盛期！
周りにもカフェ開業を志す人はとても多かったそう。
そんな中未経験ながらカフェを開業できたのは、自信よりも決意の固さと決断の速さがあったから。
「考えているだけでは自分も周りも何も変わらない。でも自分が行動を起こしたら、自分も周りも変わる。」という信念を持っていたからだと言います。
私はこれまでチャレンジしてきたことで後悔したことは一度もない！と言い切る姿がとても印象的。
　

舩原オーナーの話に真剣にメモを取る参加者の方々。
　
1店舗目の開業から16年が経ち、それまでに2店舗目も岡本、3店舗目は元町でのカフェ開業も経験。
「駅近で便利だけど、見つけにくい場所」の立地コンセプトは、16年前からずっと変わらない不変の拘りで、初めてお店に行く人がお店を見つけられなくてお店に問い合わせがはいることもあるそう。この隠れ家的な要素がお客様に愛されている要因の一つだと、舩原オーナーは言います。
　

2店舗目：神戸岡本「yuddy」
　

3店舗目：神戸元町「甜蜜蜜」
　
　
そんな沢山のお客様に愛されるカフェを経営し続けている舩原オーナーが考えるカフェ経営において最も大事なこと。
それは、「自分がカフェをやる意味（＝ミッション）を忘れないこと」だと語ります。
カフェ経営は苦労の連続でもあり、体力的にも精神的にも辛いことがないとは言えません。
しかしそういった局面の時、「何でこんなしんどいことやってるんだろう？というネガティブな自分を元に戻してくれるのが、最初カフェをやろうと思った時の純粋な想い＝自分がカフェをやる意味なんです」と舩原オーナーは力強く語ってくださいました。
　
1時間30分の勉強会はあっという間に終了。
終了後は、舩原オーナーの熱く真っすぐなメッセージに、カフェオーナーを志すためにご参加頂いた皆様の表情がとても晴れやかになっておられましたね☆
　
　
二部目も沢山の参加者にお集まりいただきました☆

　
　
　
《ご参加者の声はコチラ》
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○46歳（女性）　神戸在住
「大好きなカフェのオーナーさんから話が聞けて、まず自分が動くことの重要性がわかりました！」